其の37 千鳥の曲
「なんで、いきなり告白しだしたんだろうな・・・足立さん」
「ぐぉぉぉぉぉぉんがぁああああ」
「いびき、うるさい!・・・はー」
「ぐがああああ!!!」
「本気でうるさいなぁ!ったく、なんでこの人なんだろう」
「ぐぉおおおおお」
「俺の好きな人」
「ふがぁあああああ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「あ、いびき治まった?」
「ふ・・・こ、うすけ・・・あ、だめ!そんな・・・げへへへ」
「・・・・・・・・・・なんの夢見てんの・・・・?」
「こう、すけ、く、ん・・・す、き・・・」
「・・・そう。俺も」
「けっこ、・・・ん」
「したいよね。俺も」
「きみ、と、いっしょ・・・」
「にいたいです。俺も」
「・・・・・・・・・・・・」
「でも、やっぱ引っかかるんです。前回のこと」
「・・・・・・・・・・・・」
「イゴらなきゃ、思い出さずに済んだかもしれないなぁ・・・そしたら、素直に付き合えたかも」
「・・・・・・・・・・・・こ、ぅすけ、いれ、・・・るね・・・げへへへ」」
「・・・何を入れたんだ・・・!この変態!!!起きろ!馬鹿!!!!」
「ふぁ!、ど、堂島さんすみません!居眠りじゃないんです!瞑想してただけです!すみま・・・・・・・あれ?」
「・・・おはようございます」
「なんだ、君かぁ!あーびっくりした。んもー、今すんごくいい夢見てたのに。邪魔しやがって。
お詫びに、夢でしたこと君にさせろ!」
「お断りいたします」
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