其の24 窓の月

「ねえねえ、知ってる?君ンとこの学校に開かずの教室あるでしょ・・・」
「あ、足立さ「あそこでさ昔、自殺した生徒がいてね・・・」
「あの!その手の話は俺、に、に、苦「それ以来その教室は使われることなく、常に鍵がかかってて
誰も入れないようになってるらしいんだけど」
「も、もっと楽しい話しましょ「夜になるとなぜか誰もいないはずの教室から物音が聞こえてくるんだって」
「らいしゅうまつりがあるんですよ!しってましたか?あだちさんはだれかといき「不思議に思った見回りの警備員さんがドアに手をかけたら、開かないはずのドアが開いて」
「ああああああだちさん、やややややややめてくださいーーー」
「暗闇の教室の中で誰か立ってる気配がするんで、確認しようとライトを照らしたら・・・」
「ややややややめ・・・!」
「血まみれの」



「あれー、電気消えた?えーでもここテレビの・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「ん?どうしたの急に黙っちゃっ」



「ちょっ!な、なに!ぎゃっ!!あ、ちょっどこさわ・・・・うぎゃーーーーーなななななななななになに
なんなの!・・・・ひぇ!ぐえっぐ、ぐるじい・・・!」
(パチッ!)





「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「大丈夫?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・なんにも出てきてないよ」
「・・・・・・・・・・・・・・・・ほんとう?」
「・・・ちょっと停電(?)しただけだよ」
「・・・・・・・・・・・・・・・・ほんとうにほんとう?」
「本当に本当に本当!」
「・・・さっきの話も?」
「あれは嘘。で、落ち着いてきた?」
「・・・はい。でもショックで体が固まって動けないので、もうちょいこのままでお願いします」
「んもーしょーがないなー」

其の25 茶臼のばし

どさくさにまぎれてケツを撫でくりまわす足立さん。なでなでなでげへへへへみたいな。

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